袖師ふるさとの路  2008-05-09

(38)要石

要石
鹿島神社本殿の左側(南)の山腹に小さな鳥居がある。その奥に「要石」が祀られている。
その昔、石工が割ろうとした時、石から血が流れ出したという。それ以来、「神石」として祀られるようになった。
大きな石だが、力自慢の強者なら、石の周囲を掘れば抱え上げることができそうに見える。古人も同じことを思ったらしく、掘ってみた人がいたらしい。しかし、石は地下に続き、終わりが見えなかったという。それゆえに、どんな天変地異にも微動だもしない「要石」と呼ばれる。
要石
大きな石を持ち上げ腕力を自慢する行事が各地に伝わっている。奉納相撲も力比べだ。日本の闘牛も牛と牛との力比べで、スペインのように人と牛の戦いではない。
鹿島神社の秋祭りでは相撲甚句が奉納される。要石と相撲、力の象徴として通じるものがあるのだろう。
蜜柑の花

桜が散り、さつきが散り、薄紫の藤が散った。気がつくと蜜柑の白い花が咲いていた。季節は夏である。

2008-05-09 | Posted in その他, 袖師ふるさとの路No Comments »