消去される風景  2015-01-27

西友清水店が消える

きょうの清水

旧東海道からみる西友と高層マンション

1月17日の静岡新聞は1面で、西友清水店の4月閉店と小糸製作所が静岡工場の生産の半分を榛原に移管する記事を掲載した。どちらも噂では聞いていたが、現実の出来事として伝わると、影響の大きさに驚く。
西友清水店の開店は1973年だという。清水での大型商業施設の草分けは後にヤオハンになった花菱デパートだった。その次が丸井、そして西友だった。ちびまる子のコミックでは清水銀座の四葉商会が「四葉デパート」として描かれていた。デパートという言葉の響きと、清水最大の文具店「四葉」には通じるものがある。
きょうの清水

旧丸井清水店にカラオケ店になっている

時代は変わり、花菱デパートだったビルは解体され、往事の面影はない。解体工事はアスベスト飛散防止のため費用が膨らんだという。華やかだったビルが厄介者扱いされ、姿を消した。
西友が消えると、清水駅から一番近いスーパーマーケットはどこになるのだろうか。単純に同心円を描くと二の丸のタイヨーかもしれない。次は僅差で入江の静鉄ストアになりそうだ。その次となると、西久保のサカマル、八坂のマックスバリューが浮かんだ。どの道を通るかで時間は違ってくるが、どの店も車や自転車を使わない人たちには辛い距離だ。正月屋が清水銀座と辻町にあった頃が懐かしい。
きょうの清水

清水駅前の地下道。交差点が歩車分離信号になってから地下を歩く必要がなくなったが、雨の日は便利だ。

テレビが伝えた都会の話だが、高層マンションの1階にスーパーがあり、入居者は冷蔵庫に買込む必要がなくなったという。買物はエレベータを利用するだけなので、運動不足になったと入居者が笑っていた。
それを見ながら、似たような話を思い出した。友人の家の近くにスーパーが開店した頃、「必要な物だけを買いにいけばいいから、冷蔵後はガラガラさ」と笑っていた。その店は今も健在だが、撤退したら「大型の冷蔵庫が必要になった」と笑えない話を聞くことになるかもしれない。
きょうの清水

ヤマト屋と宝くじ売場は健在である。だが、2階はオープンから空き家になっている。

きょうの清水

西友清水店の撤退と小糸静岡工場の縮小を伝える静岡新聞

2015-01-27 | Posted in 消去される風景6 Comments »