ひとり暮らしの父を支えながら

実家でひとり暮らしの父が、元気とはいえ、だんだん生活面での大変さを感じるようになり、介護保険を使って、ヘルパーさんに来ていただくようになりました。
ヘルパーさんに来ていただく前に大掃除(?)をしたりと、受け入れる父の方もなかなか大変なのです。
父からすれば、まだ自分ひとりで生活できるという自負心もあるし、いざとなれば、娘や息子が来て手助けするのが当然という気持ちもあります。
一方、私たちはそれぞれの生活や、つれあいの親もいる中で、離れていての援助や介護には限りがあります。
毎週末に行って、食事を作ったり買い物をする程度だったのが、ここ数年、通院や銀行などひとりでは難しいことが次々に増え、そのフォローに追われています。また、離れていると、どんな状態なのか、よく掴めていないのも事実です。

資格を取って少しだけヘルパーをしたり、福祉用具専門相談員・福祉住環境コーディネーターとして3年半勤務する中で、高齢者やご家族の相談に乗っていたことが、今とても役に立っています。
介護保険で手すりをトイレや風呂場・廊下に付け、普通の杖から4点杖へと、歩行の困難に合わせて用具を工夫したりしています。
「目が悪ければメガネ、歯が無くなれば入れ歯、下の筋肉が調子悪ければ、紙おむつや尿取りパッドも当然だよ」と、快適に暮らす心構えを元気な時から、繰り返し話したりと、私なりにやっています。それでも、実際は困難なことが増えつつあります。自分の都合を優先して、親の気持ちに沿っているか、考え込むこともあります。

父がひとり暮らしをできるのは、毎日顔を出してくれる近所の親戚や父の友人たち、そしてヘルパーさんのおかげです。
高齢者の自立して生きたい気持ちを尊重しつつ、必要な手助けを、家族や地域、行政が行うことが大切です。
静岡市の福祉行政を一緒に考えてみませんか。高齢者が安心して豊かに暮らせるまちにするために。私も、仕事や家族の経験を活かしていきたいと思います。
