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清水市民活動センターのこの頃

 清水市民活動センターがオープンして、まもなく10ヶ月。日常の運営はなんとか軌道に乗ってきました。私はセンター長として、相変わらず忙しい日々を過ごしています。
 
 ●わかりやすい講座を企画する

 市民活動の裾野を広げるのもセンターの役割の一つです。熱心な方は、ボランティアや市民活動を掛持ちで活動していますね。そうでない方や、まもなく定年を迎える方などに、市民活動への一歩を促す講座を開いています。

「NPOって何?」という公開講座を開催

 先ごろ、「NPOって何?」という公開講座を開催しました。スタッフの3人と、NPOについて繰り返し議論し、講座の内容についても、工夫しました。「巷談 野次喜多NPOを作る」という人形劇(ペープサート)を作ったのです。

パワーポイントで説明 何しろセンターには色々な経験や能力のあるスタッフがいて、私が「NPOを具体的な例で説明しよう」とQアンドAで説明すると、時代を江戸時代に置換えて、シナリオを作り、人形を他の活動をしている人に頼んでくれたのです。あとは、私がパワーポイントで説明する内容を作成しました。

 この初心者向けの講座は、大好評でした。気を良くした私は、その後、センターで開いた由比町議員勉強会でも、同じ内容を行いました。

由比町議員勉強会

 ●インターンシップを受入れる

 今年は、初めて学生のインターンシップを受入れました。市民生活課から依頼され、2日間、それぞれ3人の学生が参加しました。全体的なセンターの説明の後、「若い人向けの講座の企画」をやってもらいました。若い人の着眼点はなかなか、ユニークなものがあり、未熟ではあるけれど、もう少し工夫するとおもしろい講座がやれると、確信しました。

 ●職員の待遇の改善を願う

 スタッフはほんとに頑張ってくれています。しかし、ある職員が、東京での新人研修に参加し、「20代の若い人たちが多いが、手取り15万とかで、生活していけるのか、気になった」と言っていました。15万が問題というより、その後、昇給する当てが無いということです。当センターも似たようなものです。

 全国で市民活動センター(NPO支援センター)が指定管理者制度に移行しています。行政からの委託料が「NPOだから安くて良い」と考えられていないでしょうか。しかし、生活するという点では、行政で働く人もNPOで働く人も同じです。民間委託という名の下で、行政が格差社会を推進しているのでは、とも考えてしまいます。NPOで働く人たちの「社会を良くしたい」という使命感に頼っているだけでは、そのうち、優秀な人材が集まらなくなり、制度の根幹が揺らいでしまわないかと心配にもなります。

清水市民活動センターのこの頃

 私は清水NPO・ボランティア市民センターと合わせて、この仕事がまもなく3年になります。センター長として、「市民活動の活性化を通じて、地域の活性化に貢献する」センターを目指して頑張ってきました。やはり、「市民がまちづくりの主役」となっていかない限り、まちは良くなっていかないと思うからです。はがゆく思うこともありますが、一歩一歩進めていきたいですね。