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2005年11月20日 味わい

縁起物

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美濃輪の友人から教えてもらった、縁起物の美味しい食べ方を紹介しよう。

おいべっさんの縁起物として供える焼鯛でつくる「鯛飯」である。


米は普通の水加減にする。魚を包み込むぐらいのガーゼを米の上に敷き、焼鯛を乗せる。あとは、いつもと同じように炊く。

炊きあがり、蒸らしが済んだら、ガーゼごと鯛を取りだし、身をほぐしながら骨を丁寧に分ける。ほぐした身は、ご飯に戻し混ぜ合わせる。これだけで、極上の鯛飯の完成となる。

ガス釜のスイッチを入れて数分で、ぐつぐつ煮える音がするが、それと同時に鯛の、なんともいえない旨味が部屋に広がる。炊きあがりへの期待も広がる。

出来上がった鯛飯は、香ばしさと、ほどよい塩加減だ。これだけで食事がすすむ。

美味しい食事は、縁起の元である。

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炊きあがった鯛飯の写真を撮るのを忘れて、家族で食べてしまった。記録するという行為は食欲の前には無力であった。しかし、記憶という財産が残った。

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コメント

鯛飯は炊きたても、冷めてからでも美味しいのですが、炊きあがり直前の釜からこぼれる香りが最高です。鯛の旨味がご飯の香りのなかに包まれるようで、食欲をそそるんですね。

殿沢の富士屋で食べた鯛飯がうまかったです。よくそこで宴会をやったのですが、締めに出るのが鯛飯で料理もよかったけど、それ以上に鯛飯が待ちどうしかった。

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