七夕まつり

幼い頃、七夕は牽牛と織女の星が大接近するものと思いこんでいた。たぶん、日食や惑星大接近の図鑑を夢中で読んでいて、天文への憧れが、七夕伝説と重なってしまったのかもしれない。
今年の七夕まつり、昼過ぎに駅前銀座から清水銀座までを歩いてみた。
夜は浴衣姿の中学生や高校生が主役だが、昼間は幼稚園や保育園の子どもたちで賑やかだ。引率の先生が、友人と出会ったらしく、笑顔で手を振っていた。
同じように自分も、清水駅からここまでの間に、何人もの友人と挨拶を交わしていた。
清水の人口は24万弱。全国の都市のなかで、小さな規模ではないのだが、人が集まる所に出かけると、知った顔に出会うことが多い。外からの流入が、人口規模に対して大きくないのだろう。そのことは、清水で育って、そのまま清水で暮らしている人が多いということになる。
構造不況という言葉が、清水の代名詞のように使われてから久しいが、まだまだ棄てた物ではないということかもしれない。そう思いたい。

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