「季刊清水」第39号

「季刊清水」は戸田書店の本支店で購入できます。定価は税込525円。送料は1冊180円、2冊210円。「季刊清水」注文サイト、または戸田書店へ申し込んで下さい。
戸田書店が発行している「季刊清水」第39号が発行された。特集は「三保」と「ろばパン」である。
先月で放映が終わったNHK木曜時代劇「次郎長・背負い富士」には、何度か三保海岸でのロケ場面が登場した。次郎長の時代、三保の浜は「季刊清水」の表紙と同じ眺めだったと思う。
銭湯のペンキ絵として、海と小舟と松と富士が定番だった。
借家住まいの住人にとって、銭湯は憩いの場だった。そんな客を和ませたのが、ペンキ絵の富士山だ。日本人にとって究極の「癒し風景」なのかもしれない。
日本映画全盛期に、忠臣蔵と並んで一世を風靡した次郎長は、三保の海岸と富士山という定番中の定番の眺望を抜きに語れないと思う。理屈抜きで絵になるのだ。
そんな気分で「季刊清水」を読み終えたら、次郎長の映画が無性に見たくなった。無いものねだりかもしれないが、清水に次郎長映画の常設館があればと思う。
映画館の隣りは銭湯。屋号は「日の出湯」。煙突から白い煙が微かに上がっている。煙と言っても中身は水蒸気だ。時折、賑やかな声が遠くから聞こえる。柱時計を見上げ、縁側の向こうにいるつれあいに声を掛ける。「おーい、いつものでいいか」「同じのを二つですよ」「よし、わかった」ジョンジョンをつっかけ木戸を開けると、そこに「ろばパン」が。子どもたちが小走りに集まってくる。
これぞ、この世の極楽である。

三保の浜を歩くと、真ん中に白線が入った石が目に入る。「三保の一文字石」と呼ばれている石だ。学術的には珍しくないようだが、三保の名物である。
「「季刊清水」第39号」へ届いたコメント
海員学校ではこの石を「ハチマキ石」と呼んでいるようです。
学校の花壇はこの石に花の名前が書いて置いてありました。
珍しいと思ったら、やっぱり三保名物なんですね。
新潟のオヤジ | 2006年09月26日