災害ボランティアセンター立ち上げ訓練

地下駐車場でボランティアに用具を貸し出す窓口の訓練が行われた。スコップやホウキ、チェンソーやエンジンカッターが用意されていた。
11月23日、清水災害ボランティアセンター立ち上げ訓練が、はーとぴあ清水で行われた。会場の名前に馴染みのない方でも、昔の清水署があった場所といえば判るかもしれない。
地震などの大規模災害が発生した時、全国から自発的に集まるボランティアの人たちを受入れ、手助けが必要な場所に送り出すだす役割を持つボランティアセンターを立ち上げる訓練だ。

ボランティアの受付訓練。名前や技能などを登録する。災害保険への加入はボランティアの必須条件で、未加盟の人は受付で加入してもらう。
阪神淡路大地震の経験から、災害からの復旧にボランティアの協力が大きな力を持つことを知った。そして中越地震では、ボランティアを効率よく受入れ、必要な現場に配置することの大切さが判った。
静岡県では災害ボランティアセンターを各市町村の社会福祉協議会に設置することになっている。清水では宮代町のはーとぴあ清水に本部が設置される計画だ。

始めに、災害ボランティアセンターがどのような役割を果たすのかについての説明を受け、その後で実際の流れに沿った模擬演習が行われた。
各地から集まったボランティアの受付を行い、被災地からの要望(ニーズ)に照らし合わせて、配置を決め、必要な道具を貸し出し、場合によっては現場まで案内する。作業が終わり帰ってきたボランティアから貸し出した用具を回収し、現場の様子を報告してもらう。

ボランティアに受付で記入してもらう用紙の見本。
訓練が終わってから、顔見知りの自治会役員が、こんな感想を話してくれた。
「もし地震が来たら。どんなことになるのか判らない。訓練の時には予想できなかった事態がいろいろあるに違いない。今日の訓練は基本で、あとは応用になる。そんな時、地域のお祭りや地元のイベントを経験しているか、いないかの違いは大きい。」
例年通りと言っても地元の祭りやイベントには、予想外の出来事がつきものだ。役員の人たちは、知恵を集め現場で対処している。その経験は非常時に役立つと思う。