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2008年09月30日 次郎長

次郎長三国志

次郎長三国志

清水駅前ロータリーに出された映画宣伝の看板。映画の最後に撮影に協力した会社や団体名が出るが、その中に「三保園ホテル」の名前があった。

月曜日の午後、朝からの仕事が早めに片付いたので「次郎長三国志」を観てきた。小雨が降る、平日午後の上映だ。

次郎長三国志チケット売り場で、希望する座席を「前から5、6列目」と告げると、E-12番のチケットが渡された。すんなり希望の席がとれたので、どの位席が埋まっているのか多少の不安があったが、8番シアターに入って驚いた。上映開始10分前で、ほぼ満席だ。最前列と、真ん中にひとつだけE-12が空いている。最上部もほぼ埋まっていた。予告編が始まっても客が入り、最前列に座ってゆく。満席である。8番はMOVIX清水の中で1番小さなシアターだが、それでも満席は嬉しい。

客のほとんどは年金世代だった。どちらかと言えば、ドリプラの映画館(シネコン)に縁が薄そうな世代のように思える。そんな世代が客席を埋めてしまう。次郎長映画の底力だろう。ご当地の清水である、もっと大きなシアターでも大丈夫のような気がした。

映画は理屈抜きに面白かった。次郎長の中井貴一は堂々としたものだし、お蝶の鈴木京香も流石だ。法印大五郎の笹野貴史は文句なしに上手い。鶴吉女房役の真由子も光っていた。脇役も賑やかだが、ワンカットしか出なかった親分衆にも、名だたる役者が登場する。津川雅彦(マキノ雅彦)監督の人脈だろうか。いや、昭和30年代の次郎長映画そのものが、大物役者総出演だったから、伝統を継承しているというべきだろう。

庵原川の仲裁

「庵原川仲裁」(清水次郎長菩提寺、梅蔭寺境内にある次郎長遺物館に展示されている絵画より)

映画は、捕方に追われ清水から逃げる次郎長一家の場面から始まる。次郎長の名前を知らしめた「庵原川の仲裁」の後日談である。追われる原因を作った三馬政(さんばまさ)が、この映画では敵役となる。次郎長物では最大の宿敵である黒駒の勝蔵が、気配を匂わせるだけだったのが残念だが、これが荒神山に続く前編と思いたい。

講談や映画に描かれた次郎長伝を多少なりとも知っていると、あれと思う展開がないわけではないが、それを含めて涙と笑いと気合いで、全てを乗り切ってしまう。これぞ、「痛快娯楽時代劇」の王道である。久しぶりに楽しい映画を観た。

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「次郎長三国志」へ届いたコメント

雨で農業の仕事も休みなので、今日(6日)見に行こうと思っています。
どうやら混みそうなのでネットで予約を入れようと思っています。

確かに、映画のなかで「ちゃっきり節」が出てきた時は、「むむむ」と一瞬思いましたけど、定番というか、おきまりのようなもんですから、これはこれで良かったです。

紅葉が川に流れるシーンでは小道具さんが10万枚の紅葉を用意したといいます。そんな裏話が、こちらに出ていました。

http://yorimo.yomiuri.co.jp/person/blog/tsugawa/2008/08/post_30.html

お仲(高岡早紀役)の入浴シーンで「旅姿三人男」を口ずさんだ時には「あれ?あの歌は静鉄の、、、」

訂正(↑)

「ちゃっきり節」でした。

映画の日に観にいってきました。
カユイくらいに次郎長とお蝶がべったりでハラハラしましたが、期待を裏切らず、泣かせ所あり、笑い所ありでよかったですね~っ!(地元贔屓もあるけど)
お仲(高岡早紀役)の入浴シーンで「旅姿三人男」を口ずさんだ時には「あれ?あの歌は静鉄の、、、」と噴き出しそうになりましたが、後から考えると次郎長とあの歌ってやっぱセットなんだよな!と思い改めました。
次郎長と共に大切にしたい歌ですね。
主題歌も同曲を宇崎竜童が編曲したもので、テケテケロック風で老世代には度肝を抜くアレンジでした。
是非、来年の港かっぽれの踊りの一曲にこの竜童バージョンが加わることを期待します。

映画のラストシーンお蝶の最期をみとる次郎長が「なぁお蝶、一緒に〇〇しような」という台詞にジーンと来ました。
「〇〇しような」の「〇〇」は映画を観てのお楽しみに。

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