8月6日から蒲原町で進められている静岡市との一市一町法定合併協議会設置を求める署名活動は、12日までに本請求に必要な220人分を上回ったが、署名集めは継続されている。
庵原郡3町の合併を目指した住民発議では、蒲原町で約3千の署名が集められており、今回の最終集計が注目される。【写真は署名用紙】
由比町住民有志は静観
由比町では、8月10日に静岡市との合併を推進する立場の住民有志約20名が会合を開いた。
会合では合併特例法の期限である平成17年3月までに静岡市との合併を目指す立場が確認する一方で「蒲原町側が二町合併を否定している中、あえて住民発議をしなくともよい」という意見が大勢を占めたという。
会合には、庵原郡3町合併協設置を求める住民発議を行った元請求代表者や、駿河青年会議所(JC)のメンバーが個人的な立場で参加した。
由比町長は「今後も蒲原町に働きかけ」
8月12日、由比町の「合併問題懇談会」が由比町役場で開かれ、町内の商工団体、PTAなど各種団体の代表13人が町長や町議会議長と意見交換を行った。
望月俊明町長は、蒲原町との二町合併を目指す方針を伝えたが、蒲原の山崎寛治町長か「二町合併はできない」と回答されたことが明らかにした。
望月町長は、「二町合併はできない」という考えは蒲原町の総意ではなく、山崎町長個人の考えだとして、引き続き二町合併を目指して蒲原町に働きかけてゆく考えを示した。
出席した団体長からは「二町合併が無理なら静岡市との合併もやむをえない」(漁協組合長)「蒲原町と足並みをそろえて静岡に」(消防団長)という声の一方で「分からないという住民も多い、詳しい資料を提供してほしい」という要望も出された。
蒲原町議会は「さまざまな意見」
8月13日、静岡市議会の劔持邦昭議長が、蒲原町役場を訪れ、蒲原町議会の須藤謙議長と懇談した。
蒲原の須藤議長は、町議会のなかに「庵原三町合併を見越して由比町と二町で合併すべき」という意見など、合併についてさまざまな意見があることを説明した。
(参考)03年8月8日、12日、13日、14日付・静岡新聞 03年8月13日付・朝日新聞
(03年8月15日)