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宮城島清水市長の発言
「合併を望む声は百年待っても出ない」

     3月18日に開かれた静清庵地区広域市町村圏協議会(静岡市、清水市、由比町、蒲原町、富士川町)で、静清新市との合併に慎重な態度をとっている、由比、蒲原、富士川町の三町長に、小嶋静岡市長は「平成17年度まででなくては困る。そろそろ決めてもらいたい」と、合併を急ぐよう求めた。

     さらに、宮城島清水市長は「町民から合併を望む声を待つなどと言ったら、百年待っても出ない」と、住民の意向に拘らず静清新市との合併を決断することを求めた。

     由比、蒲原、富士川の三町では、合併協議会設置を求める住民発議が行われたが、富士川町が慎重な態度を取ったため実現しなかった。

      富士川町は、富士市や芝川町とのつながりが深く、由比町、蒲原町との合併に反対する気分が強いと言われている。逆に、由比町、蒲原町は清水とのつながりが強く、庵原郡三町の合併は、事実上破産している。

     このような経緯から、三町長が慎重な態度をとるのは当然のことと言える。

     4年間に渡って開かれた静岡市・清水市合併協議会では、周辺市町村との合併については全く協議されなかった。合併協は、清水市と静岡市の合併を協議する場で、近隣町村との合併を議論する必要はないという理由からだ。

      合併協の場では、議論することを拒んでおきながら、近隣町村に決断を迫るやり方は、理解に苦しむ。

     しかも、「合併を望む声は百年待っても出ない」という宮城島市長の発言は、町民の声を聞きながら慎重に進めようとしている三町長の努力を踏みにじるものである。

    (03年3月19日)

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清庵地区の地図

▲静清庵地区広域市町村圏協議会の5市町

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